知らなきゃ損!TOTO「床ワイパー洗浄」は冬の入浴を変える?掃除の手間とヒートショック対策を徹底解説


本格的な冬の到来とともに、お風呂に入るのが「寒い」「億劫」と感じることはありませんか? 実は冬の浴室は、寒さによる不快感だけでなく、温度差による「ヒートショック」のリスクが潜む危険な場所でもあります。


今回は、リフォーム業界で注目を集めるTOTOの「床ワイパー洗浄(きれい除菌水)」について解説します。 単なる自動掃除機能と思われがちですが、実はこれ、「冬場の危険と家事負担」を同時に解決する、画期的なシステムなのです。建築とリフォームのプロである監物建築工業が、その理由を紐解きます。


TOTO「床ワイパー洗浄」とは?基本メカニズム

スイッチひとつで、床掃除をロボットにお任せ

「床ワイパー洗浄」は、浴室のカウンター下に設置されたノズルから、自動でワイパーのように水を散布し、床の汚れを洗い流すTOTO独自の洗浄システムです。


入浴後にボタンを押すだけで、板状の水流が髪の毛や皮脂汚れを排水口へ洗い流し、仕上げに「きれい除菌水」を散布。カビやピンク汚れの発生を根本から抑えます。 つまり、「寒い冬の浴室で、冷たい水に触れながらブラシで床をこする」という過酷な重労働から解放されるのです。


なぜ「ヒートショック対策」になるのか?

ここが今回の最重要ポイントです。「掃除機能がなぜヒートショック対策に?」と疑問に思われるかもしれませんが、理由は「床の素材」と「掃除の自動化」の2点にあります。


1. 「ほっカラリ床」とのセット効果で「ヒヤッ」を解消

床ワイパー洗浄を導入するには、TOTOのシステムバス(サザナやシンラなど)に採用されている「お掃除ラクラクほっカラリ床」がベースとなります。 この床は、内側に「W断熱クッション層」を持つ畳のような柔らかい構造です。冬場、一歩目に入った瞬間のあの「ヒヤッ!」とする冷たさを遮断します。


ヒートショックは、暖かい脱衣所から冷え切ったタイルの浴室に入った際の、急激な血圧変動が主な原因です。この「床の冷たさ」をリフォームで解消することは、命を守ることに直結します。


2. 「事前の床暖め」としても活用可能

本来は掃除機能ですが、入浴前に「水洗浄(ワイパー洗浄)」を作動させるという裏技的な活用法もあります(※給湯接続の場合)。 入浴準備の段階で温水のシャワーが床全体に広がるため、浴室に入る頃には蒸気と床の予熱によって、浴室全体の温度差を緩和する効果が期待できます。


3. 冬の掃除による「身体的リスク」の回避

高齢者にとって、寒い浴室にかがみ込んで行う掃除は、血圧上昇や腰への負担が大きい作業です。これを自動化することで、冬場の家事による健康リスクそのものを排除できます。


床ワイパー洗浄(きれい除菌水)のメリット


「きれい除菌水」による圧倒的な清潔維持

TOTOの特許技術「きれい除菌水」は、水道水を電気分解して作られる除菌成分(次亜塩素酸)を含む水です。洗剤や薬品を使わずに菌の繁殖を抑制するため、カビやヌメリの発生を劇的に減らします。冬場は換気が不十分になりがちですが、菌レベルでの対策でクリーンな環境を保てます。


家事負担の激減と時間の創出

毎日の「洗い」と「除菌」が自動化されることで、手動での掃除頻度は大幅に減少します。浮いた時間を、温かいお部屋での団欒やリラックスタイムに充てることができ、生活の質(QOL)が向上します。


効果的な洗浄サイクルの活用

機能を最大限に活かす使い方は以下の通りです。


入浴直後: 最後に入浴した人が上がった後にスイッチON。


洗浄(ワイパー水流): 髪の毛や泡残り、皮脂汚れをコーナーへ洗い流します。


除菌(きれい除菌水): 仕上げに除菌水を散布し、菌の増殖をブロック。


このサイクルを習慣化することで、大掃除の苦労からも解放されます。


リフォーム時の選び方・導入のポイント

床ワイパー洗浄は、システムバスのオプションとして選択可能です。 特に冬のリフォームでは、以下の点も合わせて検討することをおすすめします。


浴室換気暖房乾燥機との併用: 入浴前の暖房機能と合わせることで、ヒートショック対策は盤石になります。


断熱パック: 浴室全体を断熱材で包み込むオプションで、お湯が冷めにくい「魔法びん浴槽」の効果をさらに高めます。


カタログだけでは分からない「我が家の浴室サイズで設置できるか?」「どのシリーズが最適か?」といった点は、経験豊富な施工店に相談することが成功の鍵です。


結論:冬こそ、バスルームを見直すチャンス

TOTOの「床ワイパー洗浄」と「ほっカラリ床」の組み合わせは、単なる掃除の時短だけでなく、家族の健康と安全を守るための投資です。


「お風呂が寒い」「掃除がつらい」と我慢しながら冬を越すのは、もう終わりにしませんか? 最新のテクノロジーを取り入れたリフォームで、足元から温かく、常にピカピカの浴室を手に入れることができます。


しかし、浴室リフォームは配管工事や断熱施工など、高い専門性が求められます。 「我が家の場合はいくらかかる?」「ヒートショック対策を最優先したい」とお考えの方は、ぜひ専門家にご相談ください。


FAQ:よくあるご質問

Q. 床ワイパー洗浄はどのくらいの頻度で使うべきですか?

基本的には毎日、最後に入浴された方が上がった直後に使用するのが理想です。また、冬場は汚れだけでなく「寒さ対策」として、床のヌメリ防止を徹底することで、転倒事故のリスクも減らすことができます。


Q. 本当にヒートショック対策になりますか?

「床ワイパー洗浄」そのものは洗浄機能ですが、これを導入するために採用される**「ほっカラリ床」などの高断熱仕様のシステムバス**が、ヒートショック対策に極めて有効です。冷たいタイル床からリフォームすることで、足元の冷えは劇的に改善されます。


Q. 洗剤を入れる必要はありますか?

いいえ、洗剤の補充は不要です。「きれい除菌水」は水道水から生成されるため、ランニングコストも安く、在庫管理の手間もありません。


Q. 今のお風呂に後付けできますか?

床下への配管や電源工事が必要なため、既存のユニットバスへの後付けは原則できません。システムバス全体の交換リフォームのタイミングで導入するのが一般的です。 現在のお風呂の状況に合わせて、どのような対策が可能か、監物建築工業までお気軽にご相談ください。現地調査の上、最適なプランをご案内いたします。


監物建築工業では、お客様一人ひとりのライフスタイルと、建物の構造に合わせた最適なリフォームプランをご提案しています。寒さが厳しくなる前に、温かく安全なバスルームへのアップデートを一緒に考えましょう。